能管(のうかん/横笛)は「能」や「狂言」、「歌舞伎」の囃子に用いられる笛です。竹でできた長さ四十センチほどの横笛で、雅楽で用いる龍笛に似ており、指穴が七つあり、吹き口と指穴との内側に「ノド」と呼ばれる細い竹片がはめこまれています。「ノド」によって息の通り道が狭く、強い息で笛を吹くことが必要になり、演奏者の技法によって豊かに表現が広がる個性的な管楽器です。
数ある日本の管楽器の中でも最も表現力豊かで個性ある能管の教室です。
中之舞、序之舞、神楽、獅子舞など、能楽に使われる舞の音楽を中心としたお稽古です。京都 ・大津・大阪・豊橋・東京にお稽古場があります。